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​NPO大泉国際教育技術

普及センター

市民参加、相互扶助の精神のもと、すべての日本人および日本で生活をする外国人に対し、各種語学の指導、社会教育その他教養を得る機会の提供、産業技術を習得する機会の提供、文化の指導・交流、生活上必要な助言・情報提供・相談などを行うことを通じて子供の健全育成、外国人の地域社会への参加を図り、外国人と日本人の真の共生を促進し、国際交流に寄与することを目的とする

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私たちについて

当団体の特徴

このNPOは、日系ブラジル人を中心とする主に南米から移住してきた子供たちの健全育成を目的として立ち上げられたものです。このNPOの名称「国際教育技術普及」という言葉には、日系ブラジル人青少年のみなさんが、できれば日本語とポルトガル語の二言語をともに身につけ、また技術を身につけて、それらの能力と技術を武器に、行く行くはブラジルと日本の架け橋になって欲しいという私たちの願いが込められています。そして将来は皆さんが日本語をマスターし、日本の青少年とも自由に交流できるように、バイリンガルの交流フェスティバルにして行きたいと願っております。

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第13回ブラジル青少年フェスティバル

このフェスティバルは、ブラジル人の子どもたちに、自分の母国の言葉や文化を意識化させ再認識させて、人間としての誇りと自信を持たせることをねらいとするものです。このフェスティバルは、ブラジル人の子どもたちに、自分の母国の言葉や文化を意識化させ再認識させて、人間としての誇りと自信を持たせることをねらいとするものです。
大泉町文化むらの大講堂を会場にして、ブラジル人有識者・知名人をお招きして教育・文化講演をお願いしたり、地域行政の長から激励のお言葉をいただいたりしたあとは、青少年が主役となって、学校ごとに、あるいは任意のグループごとに歌やダンスや寸劇を披露したりしながら、一日を楽しむという内容です。
このようなフェスティバルの開催も、ブラジル人青少年に「居場所」を提供し、「自己表現」の機会を与えたいという私どもの願いを込めた事業の一環であることは言うまでもありません。
このフェスティバルの企画を思いついた直接のきっかけは、近年、一部の子どもたちの中に「薬物」に関わり、非行に走るなどの好ましくない動きが見られ始めたことを憂慮し、非行や犯罪に巻き込まれることのないように注意を呼びかけてその危険を未然に防止する必要があると痛感したことによります。非行・犯罪への転落を防いで彼らの健全育成を図ろうという私どもの願いを理解して頂いた地域の学校の教師やブラジル系企業経営者など、関係者の協力を得て、第1回フェスティバルが実現しました。
第1回目のフェスティバルでは、ブラジル人学校4校の児童生徒が、「薬物」と「エコロジー」をテーマにしたダンスや寸劇を披露しました。その中には、薬物に手を出している友人を持つブラジル人生徒が曲を作り、それに踊りを振り付けたものがありました。

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第13回ブラジル青少年フェスティバル2018

2018年9月に第13回ブラジル青少年フェスティバルを開催する運びとなりました。「ブラジル日本移民110周年・出稼ぎ30周年」の今年のフェスティバルでは、30年たった今、ポルトガル語を疎かにしている傾向がみられています。ポルトガル語も日本語も理解できない子供たち、さらに親との意思の疎通も出来ない子供たちの継承ポルトガル語( Português como Língua de Herança )の重要性を改めて見直す機会にしたいと思います。
今回のフェスティバルのために特別ゲストをお招きいたしました。。
現役東大生嘉悦レオナルド裕悟さんの体験発表、東海大学小貫 大輔教授、神田大学兼上智大学拝野 寿美子講師を迎えて日本の大学側から見たポルトガル語の重要性をお話しして頂きました。
さらに今回のフェスティバルでは群馬県の郷土民謡である桐生八木節の参加をお願い致しました。ブラジルコミュニティの中で生活し日本文化に触れることが少ないブラジル青少年たちに目で観て、感じて、踊って、学ぶ場にしたく桐生八木節連絡協議会の協力のもとブラジル学校4校合同総勢120人が舞台や通路を埋めておはやしに合わせて揚々と踊った。切れよく踊りきると、客席からさかんな喝采と指笛が響いた。

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​地球市民賞受賞

人口の約1割以上が日系ブラジル人という大泉町において、太田市・大泉町・埼玉県の6校のブラジル学校の生徒と数校の大学生の支援を得て、一年間の勉強の成果を発表する言葉の問題で自信を失いがちな日系ブラジル人の子供たちがサンバなど自分の得意な演奏やパフォーマンスを発表するブラジル青少年フェスティバルの開催などにより、子どもたちがより自信をもち地域と交流を深めることができる事業や日系ブラジル人と地元住民が相互に文化を教えあうことにより理解を深める事業、さらには日本語学習の支援事業などを展開し、多文化の存在を積極的に活かすコミュニュティづくりに貢献している。

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